葬儀社の選び方
地方では、お寺や地域との関係が密接で、情報交換がしやすく、スムーズに葬儀を行うことができます。しかし、都市部ではすべてが葬儀社に任せきりになってしまいます。
喪家に近い葬儀場は、直接打ち合わせをするには良いですし、車の手配にも便利です。
また、役所に相談してみるのもおすすめです。地域の葬儀社を紹介してくれたり、より安く葬儀を行いたい場合は指定の公営葬儀社（市民葬、区民葬）を紹介してくれます。
葬儀社協同組合の組合員は、同じ地域の葬儀社で構成される協同組合が基準価格を設定しているので安心です。
冠婚葬祭互助会には、全国で2000万人近くの方が加入しています。毎月数千円を積み立てておき、必要に応じて利用する仕組みだ。積み立て期間の途中であっても、差額を支払えば満期を迎えた時と同じように葬儀を行うことができます。また、通産省の認定を受けているかどうか、加入者保証共済制度に加入しているかどうかもチェックしておきましょう。
最近の葬儀社は、死亡時の対応から葬儀後の法事まですべてを引き受けてくれます。わからないことは何でも聞いて相談しましょう。慣習についてもノウハウを持っているでしょう。
葬儀の宗旨、場所、日時、予算などについても相談に乗ってくれます。
打ち合わせには、親族のうち1人か2人に参加してもらうのが良いでしょう。また、世話役の代表者も同席してもらうと、当日がスムーズに進みます。
予算については、明確な上限を決めてしっかりと伝えることが大切です。詳細な見積もりをもらって打ち合わせをするだけでなく、セット料金に何が含まれていて、何が別途請求されるのかを確認しておきましょう。